松岡病院は創立５０周年を迎えました！
医療法人正友会松岡病院は４月１日に５０年目の春を迎えました。
昭和４３年４月１日、鳥栖の地に松岡正二理事長が「心と身体を丸ごと診る医療」を志して松岡病院を創立しました。精神科病院として開業しましたが、理事長は久留米大学神経精神医学教室で主に高血圧など、動脈硬化による脳神経疾患の研究をしていましたので、開業当時より入院患者さんには必ず内科医師による診察を行なっておりました。５０年前にこれほど認知症が増加するとはだれも予想していなかったと思いますが、高齢患者さんの精神症状と身体合併症を診療することにこだわった理事長の先見の明は確かであったといえます。
現在、先進医療は著しい進歩を遂げていますし精神疾患分野でも新薬の開発が進んでいます。もちろん、認知症に対しても研究が進んでいますが、年を重ねていけば身体はどこかしら不都合になっていくのは自然なことでしょう。病というのはその方の心と身体と、支える家族を含めた様々なバランスが不都合になって発症します。精神疾患の専門的な診断と治療はもちろんですが、患者さんにとってどのバランスが不都合になっているのか、心と身体とバックグラウンドを含めてご相談をお受けして行きたいと思っています。「困ったら松岡病院！」地域での信頼に応えてまいります！初心に戻り、地域の皆様との絆を大切に新たなる歩みを始めます。今後ともご支援いただきますようお願い申し上げます。
診る思いやり
看る気配りなどの
こころの息づく病院
