今年もやってきました。花粉症の人は鼻が、目が、喉がすぐに花粉の足音をキャッチするので分かります。早めの対策をしていても今年も鼻がムズムズたまりません。予測では例年より花粉の飛散数が多いようです。今や4人に1人が花粉症だといわれています。それでは今月がピーク!旬の花粉対策についてお話ししましょう。
今年の飛散数予測
日本気象協会の発表では2017年は九州地方では昨シーズンに比べて非常に多く飛散すると予想されています。これは2016年夏が高温・多照であったため発芽が多くなる気象条件が揃ったためです。4月まで万全の対策が必要です!
(日本気象学会花粉情報HPより)
今からでもやるべき毎日の花粉症対策
-
花粉を体に取り込まない工夫!
- マスクやメガネの装着
- 家に入る前には花粉を払って入る
- 洗濯物を外干しせず、こまめに室内を掃除
- 手洗いうがいとともに目洗い・鼻洗い
案外手洗いうがいをしていても目洗い、鼻洗いはされていないのではないでしょうか?点眼薬、点鼻薬の前に目も鼻も洗いましょう。手軽に鼻洗い用具はありますので試してみてください。
-
ストレスを溜めない質の良い生活を心がけよう!
- バランスの良い食事を心がける
- 良質な睡眠時間を確保し十分に休養を心がける
- ストレッチなど体を心地よく動かそう
- おおいに笑おう!
年度末で何かと多忙な時期です。ストレスを溜めないような工夫が必要です。生活パターンをなるべく崩さない ように同じ時間に起きて、同じ時間に休む。軽いストレッチなどを取り入れて、良質な睡眠を取れるように心がけましょう。ストレス回避のために飲み会を多くしたり、強度の高い運動は逆効果です。私流の安定した生活リズムで過ごすことが大切です。リズムが変化した時の整え方、私流リセットも大事です。
花粉症の薬物療法
主な薬は抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬ですが、鼻噴霧用ステロイド薬やロイコトリエン受容体拮抗薬など重症度に応じた薬があります。また、長期の寛解を目指して免疫療法も根治療法として注目されています。それぞれの薬物には副作用もあり、人それぞれに適した治療法がありますので、必ずかかりつけ医に相談しましょう。
毎年恒例の悩ましい花粉症、今シーズンを乗り切る対策はいかがでしょうか?賢い対策はまさに今から!来シーズン対策の準備も始めましょう!