さっそく、「私の連絡帳」を作っておきましょう！
みなさん、大丈夫ですか？一年でもっとも新緑の美しい時期にまさかの九州に大地震。熊本、大分大震災から早くも３週間が過ぎようとしています。まだまだ大きな余震が続く中、被災された熊本、大分のみなさん、そして、家族を、友人を心配している日本中の皆さん、心身ともに疲れが蓄積されていることと案じています。どうか、九州人の、肥後もっこすの気合いで、笑顔を取り戻されて、一日でも早い復興がなされることを祈り、エールを送り続けます。
取り急ぎ、当院では微力ながら被災した病院からの患者さんのお受け入れをしていますが、今後も継続した支援を送っていきたいと考えております。
さて、今月は備えあれば憂いなし、もはやここ鳥栖も安全とは言えません。そこで、今月は日本糖尿病協会が発行している災害時ハンドブックの「災害時の心得」を参考に、災害時の準備をご紹介しましょう！さぁ、早速「私の連絡帳」を書いてみましょう！
災害に会う前に。一番大事なことは備えです。
- 万が一の時に持ち出せる用意をしましょう。
保険証、お薬手帳、血圧や血糖手帳はまとめておきましょう。
- 緊急に連絡できるように、家族、友人、職場の連絡網や、緊急連絡サービス（伝言ダイヤルなど）を確認しておきましょう。
- 定期薬がある人は定期受診を忘れずに日頃の健康チェックをしておきましょう。
薬が余りすぎるのも問題ですが、一日分も手元に定期薬がないのも不安ですね。
定期的な診察が万一の時の安心につながります。
- 私の連絡帳を書いておきましょう
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私の連絡帳（例） |
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氏名 |
松岡太郎 |
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生年月日 |
昭和7年5月5日 |
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住所 |
鳥栖市西新町１４２２ |
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血液型 |
Rｈ+ A型 |
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電話番号 |
0942-83-4604 |
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緊急時の連絡先 |
松岡次郎（兄） |
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緊急避難場所 |
西新町公民館 |
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治療中の疾患 |
高血圧 |
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かかりつけ医療機関 |
松岡病院 |
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電話番号 |
０９４２－８３－４６０６ |
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地域の災害拠点病院 |
鹿毛病院 |
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電話番号 |
０９４２－８７－３１５０ |
万が一災害に会ったときは
- 万が一の持ち出せる連絡帳や保険証などをもって出ましょう。
- 水分はしっかり取りましょう。
- 飲み薬やインスリン注射などは状況に応じて調節しなければなりません。巡回している医療スタッフに確認しましょう。
- 出来るだけ体を動かし同じ姿勢を取らないようにしましょう。
- 手洗い、うがい、歯磨きをして細菌による感染を防ぎましょう。
- 怪我をしたら、必ず手当をしましょう。
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発熱、おう吐、下痢や脱水などの症状が出たらすぐに医療救護所化巡回医療スタッフに症状を伝えましょう
（公益社団法人 日本糖尿病協会 災害時ハンドブック）
復興には長い時間がかかる事でしょう。しかし、確実に前進しています。どうか、人類の叡智を集めて、心をともに、前を向いて歩いていきましょう。
（2016.4.26毎日新聞）
