今シーズンのインフルエンザ予防接種の時期になりました。当院でも１０月にスタッフの予防接種を終え、万全の準備をしています。今月は今季のインフルエンザの流行予想をお知らせしましょう。
今季のインフルエンザ予想は？
佐賀県感染症情報センターの情報では上記のように１０月２１現在での報告はありませんが１０月より保育施設での発生が報告されています。一部通年性（一年中）になったとも言われているインフルエンザですが、やはり流行期は冬です。早め早めの対策が必要でしょう。
インフルエンザ予防対策は？
日頃から体調管理に気をつけ生活リズムを崩さずに心地よい生活を送ることですが、なかなか難しいものです。持病がある方、ご高齢の方は免疫力が低下しやすく、インフルエンザ以外のウイルスや細菌感染にもなりやすくなります。
- 手洗いうがいを励行する。
- 外出時は人ごみを避け、マスクを着用する。
- 室内は適度な湿度を保つようにする。
（室温２０度、湿度５０％以上でウイルスの活性が落ちるとされる）
- 十分な休養
- バランスの良い食事
- そして！流行期前の予防接種！
もっとも有効な予防方法はインフルエンザの予防接種です。インフルエンザはその時期で流行する菌株が異なるため、国立感染症予防センターが実績から予想を立て４種類のワクチンを混合したワクチンを決めます。ワクチン接種した人はインフルンエンザに罹りにくく、罹っても症状が軽症で改善します。 高齢者においては、死亡の危険性を２０％に、入院の危険性を３０％〜５０％まで減少させることが期待できます。また、現行のワクチンの安全性は高く評価されています。
今季のインフルエンザワクチン
２０１８／２０１９冬シーズンのワクチンは２種類のA型(H1N1,H3N2)と２種類のB型インフルエンザワクチン株を有したものです。ワクチンの効果は2週間後から約５ヶ月です。１１月に接種すると約2週間後から中から４月までは効果が持続します。
１０月から接種を開始しています。ご高齢の方、生活習慣病治療の方など公費負担制度がありますので予防接種のうち忘れがないようにしましょう！
今年の冬も賢く！インフルエンザ予防から！
佐賀インターナショナルバルーンフェスタから
