あなたの腎臓は大丈夫ですか？健診へ！検尿でタンパクを検査してもらいましょう！
秋の透き通った高い青空になりました。秋こそは趣味の秋！スポーツにアートに秋の味覚も賢く堪能してください。
さて、厚生労働省は国民栄養健康調査において糖尿病の患者数の調査を４〜５年毎に行なっています。結果、前回２０１２年の調査から５０万人増加し、２０１６年の糖尿病患者が初の１０００万人に上ったことがわかりました。糖尿病患者は重症化すると腎不全へ、そして人工透析が必要になります。週３回の人工透析は患者本人にとっても辛いものですが、多額の医療費もかかります。国を挙げての腎症重症化予防が始まっています。あなたの腎臓は大丈夫ですか？
糖尿病患者が人工透析を回避するために！
糖尿病治療を受けている方は定期的に血糖値とHbA1cの他にクレアチニンを追加してもらってください！検尿で、蛋白を測ってもらってください！蛋白陰性の方もほっとせずに微量アルブミン尿の検査を追加してもらってください！早期に糖尿病性腎症を診断することで透析をストップできます！
腎症重症化予防化プログラム！
現在、都道府県と医師会、医療関係団体と協力して腎症重症化予防プログラムが始まっています。特定健診で人工透析になる危険性の高い方に保健師が訪問します！かかりつけ医につなげ、リスクの高い方は腎臓専門医にご紹介します。透析になった方は「早く病院に行けばよかった、知らなかった。」と後悔しています。
まずは、特定健診をうけましょう！企業健診で糖尿病の指摘を受けた方は、必ず定期的に、腎機能の検査（クレアチニン！尿微量アルブミン！）を受けましょう！この秋を、健康に自信をつけて思いっきりすこやかな日々を過ごしましょう。
